07,
2010
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評価:
北森 鴻 文藝春秋 ¥ 810 (2004-08)
価値観が我が儘だった時代
裏切り 幕末・明治を描く上質な歴史小説。あくまで、歴史小説。 |
高杉晋作のもとに集まった志士たちの中に藤田傳三郎の姿があった。何度も敗北、裏切りを味わいながらも、光の中を進み続けた傳三郎と、影のように寄り添う幼馴染の“とんぼ”宇三郎の奇異な友情とその生涯を描いた作品。
司法修習生として初めて担当した事件は、神社の境内で見つかった腐乱死体、その殺害容疑として逮捕されたホームレスの弁護だった。しかし、死体は発見された直後に忽然と消える。容疑者にかけられた嫌疑を晴らすため、犬坊里美が奔走する。
神の宿った少女アスラは周囲を切り裂く畏ろしい力を持った。彼女に出会ったバルサとタンダは、損得抜きに彼女を助けるために命をかける。守り人シリーズ第5弾。
都心にある禅寺の若い僧がトラックに衝突し死亡した。遺族は管理責任を寺に問い告訴する。その調査を命じられた合田雄一郎は、その訴状に過去の刑事事件で出会った福澤彰之の名を見る。「晴子情歌」「新リア王」に続く三部作の最後の作品、帯のコピーより「福澤一族百年の物語、終幕へ」
公園で全身を骨折した男性の遺体が発見される。被害者は、名前や素性はわかっているのに交友関係や生活の状況がほとんどわからない謎の男性だった。さらに、彼の残したノートに書かれた内容が、新たな事件を浮かびあがらせる。