07,
2010
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評価:
乙一 角川書店 (2005-06-25)
人間でなかったのは誰だろう
スリリングな展開。 妄執と狂気の果てに残された、かすかな暖かさ |
人の輪に入る事を嫌う、群れることができない森野と僕は、残酷な犯罪など、人間の暗い面に関心を持つという共通の趣味があった。ある日、森野が拾ってきた日記は、残忍な殺人の過程を細かく描いた犯人の手記だった。
評価:
伊坂 幸太郎 講談社 (2008-09-12)
長い長い予告編を読んだような感じ
人は言葉に縛られている 魔王より呼吸の方が好き |
自分の思うとおりに他人に言葉を発せさせる、そんな不思議な能力にある日突然目覚めた安藤。強い口調に革命風を吹かせた政治家・犬養に興味を覚え、興味は漠然とした恐怖へと変わり、自分の不思議な力を持って安藤は犬飼へ近づく。
評価:
夢枕 獏,村上 豊 文藝春秋 (2001-10)
「本」を楽しむ本。カバーの色の重ね具合も味わって欲しい。
いいですねぇ ハードカバーや文庫とはまた違った感じでよかった! |
カテゴリとしては絵本なのかな。昔話の瘤取り爺さんの晴明版です。高齢の薬師である大成と中成はそれぞれ頬におおきな瘤がある。薬の原料や茸を採りに山へと入った二人のうち、大成は森の中で迷い鬼たちの宴を目撃してしまう。