ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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百器徒然袋−風/京極夏彦

評価:
京極 夏彦
講談社
¥ 1,140
(2007-10)
薔薇十字社第二弾。
ありえないのに読ませる凄さ
文学としては如何かと。

薔薇十字団の探偵小説第2弾。「五徳猫」「雲外鏡」「面霊気」の3作を収録どれも「メフィスト」やe-novels等で公開されていますが、3作全てで1つの作品のような気がします。

作品は一貫して「榎木津礼二郎には常識は通用しない」「彼を陥れようなど百年早い」みたいな作品です。主人公の本島君は外部の人間から薔薇十字団の一員と認められ酷い目に遭います。

前回の「雨」はまだ本島君が薔薇十字探偵団の一員ではなく、部外者もしくは客分のように書かれていたけれど、今作では完全に下僕です。そのあたりが実は少し残念。一員ではなく少し離れた冷静な目線でレギュラー陣を眺めて欲しかったりしたが、榎木津礼二郎に関わって下僕になり得ない人間は京極堂とか木場修のように榎木津礼二郎を賞賛しない、憧れもしない、まして「神」などと微塵も感じていない人間だけなのかも。

「面霊気」のしかけが手が込んでいて面白かった。木場修も出てきたし。最後に登場する御大もどうかと思いましたが、少ししんみりするような読後感でした。
2006.06.09 Friday 08:11 | posted by ソラチ
・ 京極夏彦 | permalink | comments(2) | trackbacks(1)

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2010.04.07 Wednesday 08:11 | posted by スポンサードリンク
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Comments
京極作品まだ読んだこと無いんですが、書評を見ると 面白そうな感じですね。DVDで「姑獲鳥の夏」先に見ちゃいました…。なんか作風が、幻想的ですね。本屋さんで京極作品の本パラパラっとめくったんですが、難しい字が多そうですね。読み始めとして、適当だと思われる作品がある様でしたら教えてください。じぁまた(*^−')ノ
2008/09/11(Thu) posted by いくおちゃん。
こんばんは。映画版「姑獲鳥の夏」は私にとってはトラウマですね。原作を理解されていないと憤慨した記憶があります。ジャンルすら違いますし。原作は論理的なミステリです。オススメなのはもちろん妖怪シリーズで「姑獲鳥の夏」ですが、あの文体が苦手という方には「巷説百物語」が良いかもしれません。「巷説〜」は時代モノですが傑作ですよー。
2008/09/11(Thu) posted by ソラチ








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百器徒然袋 風
番外編榎木津シリーズ第2弾。前作同様面白い。民族学な薀蓄も感心する。「今昔続百鬼」もそうだけど、文体の面で作者のおふざけモードがさらに加速している気もする。普通人の主人公が誰もが心に思っても口に出さない毒を文章でしつこく主人公に吐露させているのでそう
| 本を読もう | 2007/05/23 9:03 AM |
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