ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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百鬼夜行―陰/京極夏彦

評価:
京極 夏彦
講談社
¥ 1,082
(1999-07)
京極夏彦のイメージ通りのスピンオフ小説
そして彼らはあの日を迎えた…
京極堂もののサイド・ストーリー

「姑獲鳥の夏」から「塗仏の宴 宴の始末」までの外伝的な短編集。本当に短編で10作も収録されている。

妖怪がテーマの短編集として、本編を知らなくても楽しめる出来です。しかし、読後に無性に本編が読み返したくなります。この作品群はホラーでもミステリでもなく、まさに妖怪小説です。

1話目の「小袖の手」は「絡新婦の理」の杉浦さんが主役のお話。魍魎にリンクしています。この話はトリアタマの私でも覚えていました。それぐらい印象的。また、一番心惹かれたのは「襟立衣」。鉄鼠の円覚丹が主役です。千里眼か神通力か、神々しく君臨していた祖父を子供の目線から眺めている描写が面白い。

森博嗣の「封印再度」でも思いましたが、子供の頃の発想や感受性って本当に貴重。子供の頃に感じたことを今でも覚えていたならどんなに面白いだろう、と思います。

また、印象に残った作品としては木下刑事のお話でしょうか。押入れを開けて階段があったり小部屋がある、なんて夢のような。日本人だけなのかわからないけれど押入れ好きですね。私も好きでした。

それぞれ甲乙つけがたく多様なストーリーなので、読む人によって一番印象に残る作品は違うでしょう。「川赤子」は「姑獲鳥の夏」に繋がる話ですが、この作品だけ短編集の中で浮いている気がする。書き下ろしだからかもしれないが、「百鬼夜行―陰」には要らなかったかな。そういえば「川赤子」は豆本になっていて「姑獲鳥の夏」のハードカバーを購入した際の応募者全員プレゼントでした。
2006.05.21 Sunday 22:35 | posted by ソラチ
・ 京極夏彦 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

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2010.04.07 Wednesday 22:35 | posted by スポンサードリンク
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