ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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孤宿の人/宮部みゆき

評価:
宮部 みゆき
新潮社
¥ 780
(2009-11-28)

評価:
宮部 みゆき
新潮社
¥ 820
(2009-11-28)
鬼は退治?
涙が止まりませんでした
物足りない

宮部時代モノ、読んだ当時は最新作だった気が・・。ハイクオリティが保証された作品って凄いですね。当然、面白かったです。

瀬戸内に面した丸海藩。江戸から流罪となった幕府の加賀様を預かる事となってから、藩内では不審な事件が続発する。そんな凶事の根源と噂される加賀様の下女として、捨て子の“ほう”に白羽の矢が立つ。
身寄りのない“ほう”を引き取った、医者の井上家。ほうを大切に想う人、捨て駒のように思う人など幼いほうの医師とは裏腹に周囲の思惑は様々。そんな中、藩の凶事を期に井上家から出る事となったほうは、やがて捨て駒のように加賀様の屋敷の下女に抜擢される。

なんとか、ほうを助けようとする引手の宇佐や、ほうの手助けをする石野、宇佐の想い人である啓一郎、宇佐の同僚で喧嘩っ早い引手の花吉、そして諸悪の根源のように言われている加賀様。当然だけれどそれぞれに別の想い・迷いを抱えて選択を迫られる。

作品としては引手である宇佐の視点で作品が進むため、宇佐とほうを中心に物語を追うこととなる。宇佐を中心に読むと、誰が誰を想っていて、それが叶わないために複雑になったり・・など恋愛要素が多く含まれている。一方、ほうは、藩全体に流れている不穏な空気や凶事が続発する理由、加賀様が本当に凶事を起こしているのかなど物語の核心に迫るもの。二人以外の登場人物についても全員、抱えている問題・悩みが興味深く、人物描写、設定がとにかく細かくて面白い。例えば花吉という人物についても、どうしようもなくダメな下っぴきだけれど、彼なりの理由があっての行動だったり、その結果が大変なものだったりと単にどうだ、とは結論付けられないくらい、人物が細かく設定され書かれているように思います。

結末には賛否両論あるかも。読んだ当時は確かに、えーーーっっ!!!と思う部分もあったけれど、今は良い作品だと思えます。

JUGEMテーマ:読書
2010.04.07 Wednesday 16:40 | posted by ソラチ
・ 宮部みゆき | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

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2010.04.07 Wednesday 16:40 | posted by スポンサードリンク
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