ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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蓬莱/今野敏

評価:
今野 敏
講談社
¥ 690
(1997-07)
これは面白い!
徐福伝説と政策
おもしろかった

風邪で寝込んでいるときに速攻読み終えた一作。結局、風邪で二連休をほぼ布団の中で過ごしたんですが、その間に積読本を5冊読めたので、風邪っぴきも悪くない。

昨年か一昨年か、夏の100冊系か何かのオススメ本特集で面白そうだったので買ったはいいが、面白くないっぽい書評を見てしまって寝かせていました。こんな時でもなければ読めないし、読んでみたら予想以上に面白かった!

ゲーム会社を経営する渡瀬は、自社のゲームソフト「蓬莱」を発売しないよう恐喝される。そして開発者が不審死し、様々な手を尽くして発売を妨害される。「蓬莱」は日本を舞台にしたただのシュミレーション・ソフトだが、そのソフトウェアには何があるのか、なぜ執拗に発売中止を迫られるのか。経営の危機に追い込まれた渡瀬は、社員とともに「蓬莱」に隠された謎を追う。
多少ハードボイルドチックだが、「蓬莱」に隠された謎が読書スピードを上げる。「蓬莱」は既にコンピュータ版が発売されている人気ソフトで、SFC版が新たに製作されていた。それを、暴力や様々な手段を講じてまで阻止する理由があるのか。岡嶋二人の「クラインの壷」には及びませんが、数あるゲームを題材にした作品の中でもかなり面白い部類ではないでしょうか。少なくとも私はかなり楽しめたかも。

冒頭、静かなバーでひとり飲んでいる時にいきなり暴力団風の男二人に襲われる主人公。そのバーのイメージが強かったからか、なぜかこの作品を北森鴻のあのシリーズと思い込んでいて、こんなバーテンだったっけ?とかなり後半まで首を傾げていました。まず、作者が違うし。前にも何かの作品を北森鴻だと思い込んでいたような気がする。しかも最近。北森鴻が読みたいのか??潜在的な欲求の表れか?今なら何を読んでも北森鴻だと思い込みそうだ。まあ、今作のバーテンは非常に素敵です。こういうの嫌いじゃありません。

実際のところ、刑事ってこんなんじゃなくない?という箇所や、真犯人を捕まえるのは現実問題難しくない?と思ったりしましたが、まあ、エンタメなので面倒な事を気にせずに読むなら十分楽しめると思います。これまで読んだ今野敏の作品の中では一番楽しんで読めたかも。とはいっても、樋口顕シリーズや隠蔽捜査の続編は未読なので、これから読むための活力にはなったかな。

JUGEMテーマ:Book review
2009.07.15 Wednesday 23:59 | posted by ソラチ
・ 今野敏 | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

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2010.04.07 Wednesday 23:59 | posted by スポンサードリンク
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