ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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メビウス・レター/北森鴻

評価:
北森 鴻
講談社
¥ 650
(2001-02)
まあ普通に
こりすぎ
上手い

積読本の在庫から適当に取り出した一冊。重そうな内容だけになかなか手を出していなかったが、紹介文の「すべてがひっくり返る驚愕の結末とは!?」に惹かれて読書。なかなかどうして、しっかりとしたミステリでした。

男子高校生が美術室で焼身自殺した。彼の死を調べるうちに、その死が自殺ではないと確信した同級生は、彼あてに手紙を書く。その手紙が作家・阿坂龍一郎のもとに次々と届き始める。
序盤、同級生の手紙のあたりがとても怖い印象が残っている。特にスプラッタな表現があるわけではないし、少年の死を細かく描写されていたわけでもないのに、なぜだ。美術室で学生が亡くなるというシチュエーションや雰囲気が怖いのか、それとも手紙の筆致が怖いのか。読了から時間が経っているので、なぜ怖いと感じたかは謎。

物語は、死んだ同級生にあてた彼の死の真相を解く手紙と、作家のもとにその手紙が届き、また作家の周囲で起きる不審な事件を並行して進められる。高校生の死の真相が、少しずつ解明されてゆく様と、作家の周囲で起きる不審な出来事や事件の数々、どちらも読書スピードを加速させる要素満点。同級生の書いた手紙に怯える作家。彼の死因に作家がどう関わっているのか。オチは好きなタイプのものではなかったけれど、オチに至る過程が楽しめたので文句はない。

JUGEMテーマ:ミステリ
2009.06.30 Tuesday 23:16 | posted by ソラチ
・ 北森鴻 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

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2010.04.07 Wednesday 23:16 | posted by スポンサードリンク
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Comments
こんばんは。
 ご無沙汰でございます。
 この作品、他の最近の北森作品には感じられる、隠し味のユーモアの部分があまりなくて結構重かった印象を僕ももっています。技巧的には文句のつけようのない彼の作品なんですが、好みが別れるかも知れませんね。
 
2009/07/01(Wed) posted by 樽井
こんばんは!
確かに好みが分かれるかもしれません。ある作家の傑作で同じようなネタがあって、作品自体は素晴らしかったのにそれだけが気に入らなかったので、このネタは残念でした。ただ、ここまでしっかりミステリ一色の作品だとは思っていなかったので、そこは良かったです。
2009/07/02(Thu) posted by ソラチ








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