ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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掘割で笑う女−浪人左門あやかし指南/輪渡颯介

評価:
輪渡 颯介
講談社
¥ 840
(2008-01-11)
期待
丁寧にまとめられた作品

休みのうちにまとめてレビュー。こちらも他所様のブログで知った作品。時代小説でミステリーは絶対ツボだと確信し購入。これで新人ですか。メフィスト賞、本当に侮れません。

女の幽霊を見ると死ぬ。そんな噂が流れ、実際に人が亡くなってゆく。時は江戸、舞台はある城下町。剣術を教える浪人・左門が、怪談と殺人事件に挑む。
幾つかの怪談が語られ、その元がひとつだったという序盤と、闇討ちを行った藩士たちが次々に怪談と同じように死んでゆくミステリ、このスタイルが面白い。また、キャラクターも魅力的で、怪談の秘密と殺人事件の謎を追うのは、酒好き・怪談好きの浪人・平松左門。助手のポジションは、左門の剣の弟子で怪談が大嫌いな苅谷甚十郎。この二人の掛け合いも素敵ですし、甚十郎の兄弟子で事件の核心にいる根森源蔵の立ち位置も絶妙。また、商人の用心棒を行った際の殺陣もスリル満点。剣豪がいっぱいですし、エンタメ度が非常に高くて本当に面白く気に入りました。

ところで、物語のトリックのひとつですが、私も全く気付かず、ラストシーン、甚十郎の「誰ですか?」とまさに同感。この「誰ですか?」の面白さを味わえるのは、トリックに気付かなかった一部の駄目なミステリ読みだけだなと思うんですが、二度目に読み直すと、しっかり気になる描写になっていますし。良かったような哀しいような。とりあえず、読了後に速攻再読したくなるような魅力的な作品でした。シリーズとして続編もあるので、それは嬉しいけれど、シリーズ3作目からいきなりハードカバーになっているのムカつきますね。客層を考えてか、売れると踏んでハードカバーか、みたいな。ノベルスにこだわって出して欲しかった。

JUGEMテーマ:読書
2009.05.12 Tuesday 09:43 | posted by ソラチ
・ 輪渡颯介 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

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2010.04.07 Wednesday 09:43 | posted by スポンサードリンク
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Comments
え〜〜〜新作知りませんでした! 私は図書館だからお先です しかし何でまたハードカバーなんだろ? このタイプの新書版?好きなんですよ あ〜メフィスト読んでる..講談社ミステリ..みたいな
土田って二枚目設定でしたっけ? 二作目にさりげなく出ていてレギュラー化して欲しい人ですよね
2009/05/13(Wed) posted by きりり
私も講談社ノベルス好きなんですが、図書館が近所にない人間としては、この仕打ちは納得がゆかないですね〜。読みたいのに読めないし、ハードカバー買ったら負けな気がする。本棚に並べても、新書+新書+単行本では気持ち悪いですし。

土田は男前設定だったような。男前系の描写は見逃しません(笑)
2009/05/13(Wed) posted by ソラチ








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