ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦

評価:
森見 登美彦
角川グループパブリッシング
¥ 580
(2008-12-25)
想いが届きますように。
最近のヒット
オモチロイ
タイトルから気になってずっと読みたいと思っていたのですが、ようやく文庫化したのを機に購入。想像以上の面白さでした。これは凄い。

サークルの後輩である“黒髪の乙女”に密かに思いを寄せる“先輩”は、なんとか彼女の目に留まるよう、彼女の行く先々に出没しようと奮闘する。しかし、その場で彼と彼女を待ち受けるのは、実に怪しい人々と珍事件の数々。先輩の想いは黒髪の乙女に伝わるのか!?

物語は黒髪の乙女と先輩の2つの視点で語られます。思うままに街を闊歩するキュートで純情な、そして今時いないだろうと思われるくらい世間に疎い黒髪の乙女。対して、彼女の後を追うが度重なる厄災に見舞われる先輩。良からぬ事を考えているからこれほど酷い目に遭うのか、それとも運MAXの彼女のせいで厄災が先輩に降り注ぐのか。そんな彼女と彼の物語が4話収録されていて、長編の形を取ってはいるが短編連作のような印象。

ただの恋愛がテーマの作品であれば読む気はしませんでしたが、これは本当に面白かった。三谷幸喜の喜劇を見るような読後感。様々な登場人物はどこかで繋がって、当初の予定とは全く違った方向へ物語りは走り出し、大山鳴動して鼠一匹みたいな。素敵だ。

特に面白かったのが、黒髪の乙女がその魅力全開に夜の繁華街を蹂躙する第一章「夜は短し歩けよ乙女」、学生ってアホだな、いやアホだったなと懐かしくなるような馬鹿馬鹿しさの第三章「ご都合主義者かく語りき」の二作。表題作は文句もつけようがないくらい、ツカミには勿体ないくらいのクオリティですし、第三章の学園祭は、大学生ならではのカオスっぷりがまた面白いのだ。この世界観、キャラクター達でもっともっと作品を読みたい気がしますが、森見登美彦初読みですし、続きがあるのかないのかもよくわからず。なので既刊を端から読み漁りたい気分です。本当に面白かった。

JUGEMテーマ:読書
2009.03.05 Thursday 09:53 | posted by ソラチ
★ま行の作家 | permalink | comments(2) | trackbacks(1)

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2010.04.07 Wednesday 09:53 | posted by スポンサードリンク
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Comments
続きはないと思うんですがぁ この天然ぶりは良いですね 超酒好きって言うのも面白い 本書はモリミーワールドでも、けっこう良心が残ってる作品と思います 有頂天家族とか、ややディープ程度でリンクされた人が出演し面白いですよー
2009/03/07(Sat) posted by きりり
こんばんは!
野球は負けたしネットは不調でほとんど繋がらずようやくコメントできます!
森見登美彦の作品は初めて読んだんですけど、これはいいですね!良心的な作品はこれだけなんですか(笑)有頂天家族は是非読んでみたいんですが、まずは文庫化されているものがら手を出してみようかと思います♪
2009/03/09(Mon) posted by ソラチ








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「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦
 今年397冊目にして、最後の読本でした。  夜は短し歩けよ乙女、短編集ですが、最初のタイトル作品のかわいらしさにノックアウトされました。読まず嫌いできたのが勿体なかった反面、これが今年最後の読本で本当に良かったです。読んでいて、とても幸せな気分になり
| 樽井さんの読書&電化よもやま日記 | 2009/03/12 10:09 PM |
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