ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
favorite recent entries 2009

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
- | permalink | - | -

ドッペルゲンガー宮/霧舎巧

評価:
霧舎 巧
講談社
¥ 900
(2003-06)
実際には有り得ない設定
娯楽モノとしては十分。
推理物ではなく、青春小説として読むと面白いです

一気に読んでしまいました。
退屈姫君読んでからなので、3時間くらい。
それくらい読みやすく想像以上に面白かった。

話は某大学の“あかずの扉”研究会に依頼された失踪事件から始まります。「流氷館」と呼ばれる建物に住む女子高生が「たすけて」と書かれた手紙を残して失踪。その1年後、「流氷館」では推理サークルを招いて失踪した少女の捜索が開始される。

ヤカタものです。本格です。
主人公を含めた“あかずの扉”研究会のメンバーは当然学生ですが、キャピキャピした感じではなく、年齢に関係なく読めます。多分。

二重三重構造のトリックや、不自然に演出された連続殺人、そしてどこにあるのかわからない館。私はパズラーではないですが、好奇心のくすぐられる設定です。純粋に面白かった。探偵の後動さんは江神二郎のような印象です。他媒体でも楽しめそうだ。ただし、事件後の感傷的な空気は取って付けたようで、そこだけ好きではありません。その点も有栖川有栖のようだ。

作品中で登場する「そして誰もいなくなるか」という小説。やはりこのテーマは魅力的らしい。数年前にTVの2時間ドラマで、高橋英樹主演の「そして誰かいなくなった」(だったかな?)というものがありましたが、なんとなく思い出しました。あのドラマは結構面白くて未だに覚えてます。

冒頭に書かれていた島田荘司『斜め屋敷の犯罪』の引用が読後に効きました。

2006.04.06 Thursday 00:15 | posted by ソラチ
・ 霧舎巧 | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

2010.04.07 Wednesday 00:15 | posted by スポンサードリンク
- | permalink | - | -
<< 退屈姫君伝/米村圭伍 | main | 女王の百年密室/森博嗣 >>
Comments
こんばんわ〜☆
館物は好きなんですが、僕は『斜め屋敷の犯罪』に比べるとやっばり、読んだ時の衝撃の度合いとか、文章の上手さが霧舎作品の方が劣ってるなと感じました。ただ最後の結末は圧巻ですし、作中で沢山挿入されてた「本格推理とは」みたいな蘊蓄は楽しく読めました。本格推理を書かれる作家さんの様なので他の作品も読んだみたいですね。(*^−')ノ
2008/09/16(Tue) posted by いくおちゃん。
こんばんは♪
この作品読んだ頃は「斜め屋敷〜」はすっかり忘れていたので、共通点がどうなのかみたいな楽しみ方ができなかったのが残念です。島田荘司の文章は大好きなので、他の作家と比較はできないですが、カラクリ屋敷は楽しかったですね。
2008/09/17(Wed) posted by ソラチ








Trackbacks
http://lovetom.jugem.jp/trackback/44
最近の記事
カテゴリ
検索
過去の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
みんなのブログポータルJUGEM(じゅげむ)