ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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ジェネラル・ルージュの凱旋/海堂尊

評価:
海堂 尊
宝島社
¥ 500
(2009-01-08)
こんなスーパーマンの医者がいてもいいですよね
バトルディスカッション!
作者の理想を投影した英雄譚。気持ちが揺さぶられる作品。

評価:
海堂 尊
宝島社
¥ 500
(2009-01-08)
作者の理想を投影した英雄譚。気持ちが揺さぶられる作品。
ロジカルモンスター白鳥はやっぱ好きです。
上下巻に分かれる弊害

↑Amazonレビューのとおり、圧巻のエンターテイメント。まだ2009年に入って読書数は数冊ですが、一気に2009年のベストに躍り出ました。あまりの面白さに読了直後に再読、さらに第一作の「チーム・バチスタの栄光」を読み直てしまいました。さらに「ナイチンゲールの沈黙」も読みたいけれど、借りて読んだので持っていないのです。すぐにでも買いたいが、他にも読みたい本は盛り沢山だし、迷うところ。

リスクマネジメント委員会に届いた告発文書、それは救命救急センター部長である速水が特定の医療品業者と癒着しているという内容のものだった。ジェネラル・ルージュと呼ばれ讃えられる彼に降って沸いたスキャンダルの真偽は?そして、友人である彼を田口は救えるのか!?

文庫版解説は大森望さんでした。解説でも指摘されていましたが、過去二作にあったミステリ要素をかなぐり捨てて、エンタメ一本で勝負してきたところが、傑作かそうでないかのターニングポイントだったように思います。帯に書かれている“シリーズ最高傑作”というコピーは本物だった。
以下、ネタばれになるかもしれませんので、既読の方のみどうぞ。

医師と業者の癒着、収賄の告発をどこで調査し論じるか、その場は、倫理問題審査委員会“エシックス・コミティ”の議題として審議される。エシックスは、個人の責を問う場ではなくあくまでも倫理的な審査を行う場。その上、院長の鶴の一声で、院内政治の勢力図に躍り出てきた田口に対して批判的な委員会。そこでの闘いが中盤までのメイン。敵味方、ヒーローとヒールがくっきりはっきりしていていい。

そして終盤に満を持してやってくるリスクマネジメント委員会。そこでの白熱したやり取りはもう、劇的で最高のエンターテイメント。黒崎教授のあたりは何度も何度も読み返してしまいました。本当に、スパイゲームのような情報戦に、戦いの舞台はつまらない筈の会議室。それなのにどうしてこんなに手に汗握る展開なのだろうな。終盤の多重衝突事故など演出過多ではないかと思う部分も幾つかあるけれど、それもこれも、彼ならばしょうがない、そう思えるくらいジェネラル・ルージュに魅せられた一冊でした。読後直後の感想としてはパーフェクト!のひと言に尽きる。

読み始めて最初に気がつくのが、時系列が「ナイチンゲールの沈黙」と並行しているということ。ただ、そんな演出はどうでもよくなるくらい、すぐに物語りにのめり込んでゆけるので、読後に、もっと彼の話を読みたい、過去の作品ではどうだったのか、と思った時に「ナイチンゲールの沈黙」を再読するという方法があるなと思いました。借り物でしたので「ナイチンゲールの沈黙」をすぐに再読できないのが無念。悔しいからバチスタ読みましたけれど、速水部長はどこかにいたかしら。ついでなのでバチスタと比べると、やはり今作の方がはるかに面白い。書店では続編がハードカバーで出ておりましたが、文庫化がわりと速いので、楽しみに待ちます。今年中にもう一作くらい読めたらいいな。

JUGEMテーマ:読書
2009.02.07 Saturday 00:42 | posted by ソラチ
・ 海堂尊 | permalink | comments(2) | trackbacks(1)

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2010.04.07 Wednesday 00:42 | posted by スポンサードリンク
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Comments
ソラチさん こんにちは
続けてこちらにもTB&コメントを・・・
私的には青い表紙はダメでしたが 苦笑 この赤い表紙は黄色い表紙と同様に面白かった!!! このぶっ飛んだ感じが田口&白鳥シリーズには欠かせませんね!!!
2009/02/07(Sat) posted by yori
yoriさん
やはりこのシリーズは面白い!と思わせる赤表紙でしたね!!今回は白鳥よりも主役の速水部長が魅力全開で最後まで勢いで引っ張られていった感じでした。ストーリーとしては王道ですけれど、大満足です。まだ文庫化されていない緑が俄然気になってきます。
2009/02/08(Sun) posted by ソラチ








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既視感と失望と期待感
海堂尊さんの第二作品「ナイチンゲールの沈黙」 に対しては、当ブログでも過去に触れている。 その記事は当ブログでは珍しいほどに辛口だった。 おそらくデビュー作「チーム・バチスタの栄光」 のインパクトが強すぎて、第二作目との落差が大きすぎて 結果として
| 活字の砂漠で溺れたい | 2009/02/07 3:24 PM |
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