ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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沙門空海唐の国にて鬼と宴す〈巻ノ2〉/夢枕獏

本は読んではいるんですが、なかなかレビューが追いつかない。1月後半、仕事尽くしでもうほとんど休みがないんですけど。。記事の投稿はあと幾つできるのか。

さて、事件がまったく解決されずに終わった前回。ある夫婦に憑いた猫の話、夜な夜な畑から聞こえてくる人の声の謎、帝を呪う立て札の謎。第二巻ではいよいよ畑の謎の答えが明かされ、また、これらの事件を繋ぐ大きな背景が見えてくる。

作品の前半は、探偵パートみたいな感じで、妓楼で出会ったある詩からヒントを得て、白楽天と共に墓を暴くことになった空海と逸勢。様々なトラップや暴漢に阻まれながらもたどり着いた物語は作品の後半大部分を費やす楊貴妃の物語だった。

楊貴妃の話については真偽はともかく非常に面白い。その最期も、彼女を巡る策略だったり救いの手だったり。特に阿倍仲麻呂のポジションが魅力的です。阿倍仲麻呂と言えば望郷の歌と、日本に帰って来れず、唐の国で人生を終えたその生き方が有名ですが、彼の人生にこれほどのドラマがあったなんて、いや、あったと描かれるとは単純に驚き。また、当時の唐という国がどれほど文化的だったか、他国の人間に寛容だったとか、調べたり知れば知るほど興味深い。

この作品はまだ二巻目ですが、起承転結のまだ承の段階でこれほど面白い。次の第三巻はそろそろ空海が表舞台に立ち、敵の輪郭も見えてくるのではないかと期待しているのですが。とりあえずこれは何巻まであるのだろうな。ハードカバーでは4冊くらいだったような・・。第二巻でかなり面白くなってきましたので次が楽しみですが、古本屋で探しているので次が読めるのはいつになるやら。。書店でフツーに買ってしまいそうです。

JUGEMテーマ:読書
2009.01.20 Tuesday 21:16 | posted by ソラチ
・ 夢枕獏 | permalink | comments(4) | trackbacks(1)

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2010.04.07 Wednesday 21:16 | posted by スポンサードリンク
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Comments
 こんばんは。
 途中で口出しちゃうと面白さ半減しちゃうので、トラックバックだけはらせていただきます。
2009/01/23(Fri) posted by 樽井
こんにちは。
ネタバレが怖くて樽井さんのブログを確認できないのですが、この作品は一気読みした方がいいんだろうなあと思いました。古本屋ではなかなか見つからず、やっぱり書店で買ってしまいそうです。
2009/01/25(Sun) posted by ソラチ
 まぁ、読み終わったのはずいぶんと前なのでうかつにうちで踏んじゃうことはないと思いますのでご安心下さい。最近で夢枕さんといえば、先日キマイラの新版の6巻を読みましたよ。
 夢枕さんのあの話はやっぱり凄いですね。
2009/01/26(Mon) posted by 樽井
キマイラシリーズ、未読なので非常に関心はあるのですが、やっぱり面白いのですね。積読本がある程度片付いたら、キマイラシリーズや大沢在昌の新宿鮫をそろそろ読み始めたいです。
2009/01/28(Wed) posted by ソラチ








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[書評]沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二
 おはようございます。樽井です。  明け方にふと目が覚めて、24時間テレビを見るともなしに見ていたのですが、うーん、正直つまらなかったです。  子供のときはもうちょっと面白かったような気がしたのですが、芸人さんがたくさん出ていたものの、生放送で企画はぶ
| 樽井さんの読書&電化よもやま日記 | 2009/01/23 9:48 PM |
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