ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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九十九十九/舞城王太郎

評価:
舞城 王太郎
講談社
¥ 1,575
(2003-04)
人生と同じ
意味判らせてやんねー世
メタメタメタ・・・

極論かもしれませんが、常々わたしは、横山秀夫に直木賞をあげられないなら直木賞の価値がないと思っていますが、同じように芥川賞には舞城王太郎だろうと思っています。何といっても芥川賞は文学界の新鋭を評価する賞。そして間違いなく舞城王太郎は文学界に物凄い風と勢いをもたらした新鋭。これを評価できないなら芥川賞の意味がない。そう思っていたけれども・・。この作品は新鋭過ぎました。新し過ぎです。新春一発目は舞城王太郎「九十九十九」です。

ストーリーはもう何と言っていいのか。。。九十九十九が産まれてから加藤家の地下を出るまでが第一章。そして第二章では違う生活を送っている九十九十九のもとに清涼院流水の名前で第一章の小説が送られてくる。さらに第三章では第一章と第二章の内容が送られてくるみたいな、パラレルワールドの連続。仕組みはすごく面白いけれど、これってもしかして清涼院流水の作品を知らなければちっとも面白くないのでは。。。というか8割以上わからない気がする。西尾維新の「ダブルダウン勘繰郎」はJDCを知らなくても何とかなったのだけれど。早まったかという感じでした。

ただ、文章はとっても舞城王太郎。世界観はまるでわからない。一番びっくりしたのが九十九十九という名前がファーストネームだったこと。「九十九十九」は傑作として評価されている方が多いので楽しみにしていたのですが、読者の力不足で楽しめなかった感じ。無念です。舞城テイスト抜群だったのになあ。実際の九十九十九はどんななんだろう。一目見て失神するような美しさって実在するのでしょーか。確かに、私の大好きなトム・クルーズはファンを失神させるルックスの持ち主ですが、生まれてから失神という体験をした事がないのでいまいちピンときません。凄いのは分かるけれど、清涼院流水版の九十九十九も目玉取り出したり幼少時にあんな苛烈な環境にあったのでしょうか。あれは舞城オリジナル設定なのか公式設定なのか。九十九十九というキャラクターが非常に気になる内容ではありました。オリジナルを読みたいけれども読みたくないような二律背反。むむむ。
2007.01.03 Wednesday 09:17 | posted by ソラチ
・ 舞城王太郎 | permalink | comments(2) | trackbacks(1)

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2010.04.07 Wednesday 09:17 | posted by スポンサードリンク
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Comments
この前読んだ「暗闇の..」が何言いたいんじゃ!って言うのだったんですが、これも読むのが恐いですね 清涼院読んでないんですよ キャラ教授脱落したし でも判らなくても舞城の文章読むのは好きなんでいいですけどね
2007/01/06(Sat) posted by きりり
スタイルはすごく面白いんですけどね。後半何がなんだか誰が誰だかわからなくなり、、、読者であるワタシの力不足っぽい。JDCシリーズ知ってたらさぞかし面白いんだろうなあと思います。ただ、文章と勢い舞城王太郎そのままなので読みやすいですよー。
2007/01/07(Sun) posted by ソラチ








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舞城王太郎「九十九十九」
産道を通って子宮から外に出た僕が感度のあまり 「ほうな〜?」と唄うと僕を抱えていた看護婦と医師が失神して、 僕はへその緒一本でベットの端から宙づりになった 僕にとって最初の世界は上も下も右も左も何もなかった そのにあったのは僕の歌声だけだった... さ
| 聞いてあげるよ君の話を | 2007/03/12 12:50 AM |
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