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評価:
西尾 維新
講談社
¥ 1,134
(2005-11-08)
360°回って”アリ”
"終幕"が最大にして最悪の蛇足
なんだかんだ酷評するけど、普通に面白いよ
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止まらなかった西尾維新。
読み直してブログも書き直しです。
前の記事は姑息に削除しました。
ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い。
とにかく、
大団円。
そのひとことに尽きる。
赤い女の言うとおりハッピーエンドじゃなくてどうする。
そして最強はあくまでも最強だった。それも最高です。
冒頭の、玖渚といーちゃんの会話があまりにも秀逸で、そしてエピローグ、あれを書くためにネコソギラジカル上・中・下があったのだなという感じ。納まるところに納まった最終巻でした。本当に冒頭のシーンは名シーンですね。この作品は「青色サヴァンと戯言遣い」という副題で正しいんだ。
1点だけ。赤い女といーちゃんの会話で「お前はお前だ、誰でもない」みたいなセリフがあって、某作家のシリーズ最後の作品の名シーンとかぶってちょっと嫌でした。各々意味があってのセリフなんだけど、某作家側は本当に名シーンで使われたセリフなので。。。
零崎くんの身内話でところどころ、釘バッドの伏線があって、新作への期待が募ります。まじ読みてー。零崎兄の作品は傑作だったけれど、あそこまでの完成度は求めないから楽しいシリーズ新刊が読みたい。
そういえば昨日、西尾維新のデスノが発売のはずだけれど、当然北国ではまだ売ってませんでした。今日には店頭にあるかなー。