ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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夢見る黄金地球儀/海堂尊

評価:
海堂 尊
東京創元社
¥ 672
(2009-10-30)
軽妙なコンゲーム。
楽しいが緊迫感はない。
医学ミステリーから離れた海堂尊

これも読んだのはお正月くらい。どれだけ前ですか。。。レビューって読了直後が一番間違いのない感想があるのに、その印象すら忘れたのがもったいない。。ただ再読するにはどうだろう。。

舞台は、「ふるさと創生一億円」を黄金地球儀へと変えた桜宮市。家族経営の平沼鉄工所に勤める平介は、友人から黄金地球儀の強奪計画を持ちかけられる。その計画に乗ることとなった時を同じくして、桜宮市より黄金地球儀の警護を依頼される。警護の契約は既に所長である父が交わしており、その内容は、黄金地球儀が盗まれた場合のリスクはすべて平沼鉄工所が保障するというアリエナイものだった。


黄金地球儀強奪計画が成功したらその保障を自分がしなければならない、そんな矛盾した状況を突きつけられた平介にさらに過酷な現実が襲いますが、この苦境をどう打開するのかが一番の見どころ。エンタメとしてはなかなか楽しめます。所長である父が製作した数々の意味のない発明品に加え、どこか抜けているが憎めない友人・ガラスのジョー、計画を保障する4Sエージェンシー、謎の怪力バーテンダーと登場するキャラクターも魅力的。何よりこの複雑な事態をどう収めるのか。このテのクライム・コメディには大団円が待っているはずだ、という鉄則を持ってラストシーンにのぞむのも良し。万一、今後映像化したとしても悪くないかもしれません。

JUGEMテーマ:読書


2010.04.07 Wednesday 17:20 | posted by ソラチ
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イノセント・ゲリラの祝祭/海堂尊

評価:
海堂 尊
宝島社
¥ 500
(2010-01-08)
著者の持論は書かれるべき内容だが、小説にするとわかりにくいかも。
地味ながら緊張感のある読み応え。
他作品の方がおもしろい

コンスタントに読書していますが、仕事とプロ野球観戦が忙しくてなかなか出力できない。。いい加減、レビューを書かないと内容を忘れてきたので一気にレビューといきたいところ。もう、いつ読んだかも覚えていないけれど、読んだのは2010年だったような。。田口&白鳥のシリーズ第4弾。このシリーズって実際のところどういう名称で呼ばれてるんでしょ?私の周囲では“バチスタのシリーズ”ですけれども。。。

ひょんなことから厚生労働省内の揉め事に首を突っ込むことになってしまった田口は、場違いな“診療関連死死因究明等の在り方に関する検討会”に参加することになる。そこでは医師不足という大きな問題を抱えながらも解剖こそすべて、機械による遺体の診断などありえないという立場と、解剖制度の現場に画像診断を取り入れようとする試み、覇権を掴む為にそれぞれを支持する官僚たちと、たくさんの思惑が入り乱れていた。
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2010.04.07 Wednesday 16:09 | posted by ソラチ
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ブラックペアン1988/海堂尊

評価:
海堂 尊
講談社
¥ 440
(2009-12-15)
桜の宮ワールドの原点
面白かったです
海堂ファンにはお勧めですが・・・

評価:
海堂 尊
講談社
¥ 440
(2009-12-15)
面白さは「チームバチスタの栄光」を凌駕するか!
青春小説
海堂尊氏の小説は読み納め

実は2010年一発目の読書です。確か、文庫発売は年末だった気が・・。版元は講談社ですが、舞台はもちろん桜宮市、東城大学医学部付属病院。例のバチスタよりずっと前のお話です。

研修医となった世良は、東城大学唯一の外科教室・佐伯外科に入局する。そこには心臓外科のエキスパートである黒崎教授を始め、手術に関しては天才的な外科医・渡海など個性的な面々が居た。世良の入局と同じ頃、天下の帝華大学より高階講師が招かれて佐伯外科にやってきた。彼は食道癌手術のキーアイテムとして“スナイプ”と呼ばれる医療機器を持ち込み、それが過去の忌まわしい出来事を呼び起こす。
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2010.02.24 Wednesday 12:35 | posted by ソラチ
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ジェネラル・ルージュの凱旋/海堂尊

評価:
海堂 尊
宝島社
¥ 500
(2009-01-08)
こんなスーパーマンの医者がいてもいいですよね
バトルディスカッション!
作者の理想を投影した英雄譚。気持ちが揺さぶられる作品。

評価:
海堂 尊
宝島社
¥ 500
(2009-01-08)
作者の理想を投影した英雄譚。気持ちが揺さぶられる作品。
ロジカルモンスター白鳥はやっぱ好きです。
上下巻に分かれる弊害

↑Amazonレビューのとおり、圧巻のエンターテイメント。まだ2009年に入って読書数は数冊ですが、一気に2009年のベストに躍り出ました。あまりの面白さに読了直後に再読、さらに第一作の「チーム・バチスタの栄光」を読み直てしまいました。さらに「ナイチンゲールの沈黙」も読みたいけれど、借りて読んだので持っていないのです。すぐにでも買いたいが、他にも読みたい本は盛り沢山だし、迷うところ。

リスクマネジメント委員会に届いた告発文書、それは救命救急センター部長である速水が特定の医療品業者と癒着しているという内容のものだった。ジェネラル・ルージュと呼ばれ讃えられる彼に降って沸いたスキャンダルの真偽は?そして、友人である彼を田口は救えるのか!?

文庫版解説は大森望さんでした。解説でも指摘されていましたが、過去二作にあったミステリ要素をかなぐり捨てて、エンタメ一本で勝負してきたところが、傑作かそうでないかのターニングポイントだったように思います。帯に書かれている“シリーズ最高傑作”というコピーは本物だった。
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2009.02.07 Saturday 00:42 | posted by ソラチ
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螺鈿迷宮/海堂尊

評価:
海堂 尊
角川グループパブリッシング
(2008-11-22)
タイトルだけじゃないよ、目が回る注意!
氷姫、登場
チームバチスタとナイチンゲールをつなぐストーリー

評価:
海堂 尊
角川グループパブリッシング
(2008-11-22)
目が回る読後感に注意!
どうしても許せない…
「チームバチスタの栄光」事件の爪痕

↑Amazonレビューではおおむね好評のようで。わたしも通勤本として読みました。『ナイチンゲールの沈黙』でそれとなく存在を仄めかされていたのがこの物語なのでしょう。桜宮病院を舞台にした医療ミステリです。バチスタのシリーズの番外編でしょうか。

落ちこぼれの医学生・天馬大吉は、桜宮病院にスパイとして送り込まれる事になる。桜宮病院は、終末医療の画期的な取り組みを行っているが、そこでは、患者の不審死が続いていた。

これまで読んだ病院モノというと、どうしても重い病気や感動系、嫌がおうにも厳しい現実と直面させられるものが多いですが、この作者の作品はそういう重さや苦しさを全面に押し出さないのが良いですね!これまで読んだ3作品ともに実に読みやすい。

天馬大吉が潜入した病院で行われている終末医療に対する姿勢、取り組みは、その方面に疎い私には新しく魅力的な取り組みに見えますが、それのみを良しとする作品だったら辟易としていただろう。その問題点、そして桜宮病院に隠された秘密、目的が次第に明らかになってゆくと、途端にミステリ度、エンタメ度がぐんと増し、読むスピードが上がるわけです。

今回は、ロジカルモンスター・白鳥が登場しますが、主役は彼ではないのでまあ仕方ないかという程度の活躍ぶり。脇役です。代わりに登場した氷姫。これが凄い。どこまでが素でどこまで本気なのか疑いたくなるようなオリジナリティ溢れるキャラクター。治療される側にとってはあの医者とあの看護師は命の危険を感じるほどの恐怖だろう。氷姫は是非本編でもレギュラーとして登場して欲しい愛すべきキャラクターでした。また、桜宮病院の医院長も迫力があって豪快で良いキャラクター。逆転裁判の「蘇る逆転」に登場した大ボスのようだ。こういう人物キライじゃないです。

作品も展開も面白く、キャラクターも良い。文句はないが結末が少し残念。後半、どこか端折られているような性急さで、もう少しゆっくりじっくり描写されても良かったんじゃないかと感じました。小百合の内面だったり小百合自身の描写がもっとあっても良いとか、もう少し読みたかったという印象。あれだけでは結構嫌な印象で終わってしまったので。完成度は高いかもしれないが、もう少し長く読みたかったかも。まあ、次なる作品(しかも本編!)はもう出版されているので、気長に文庫化を待ちますか。読むまでは絶対にあらすじや書評は読まずに楽しみに取っておこう。

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2008.12.21 Sunday 00:01 | posted by ソラチ
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ナイチンゲールの沈黙/海堂尊

評価:
海堂 尊
宝島社
¥ 1,680
(2006-10-06)
比べてしまう自分が悪いのかもしれませんが、
前作はキャラが強引で今回は設定が強引
下準備
バチスタの続編が出ていたのは知っていましたが、文庫が出るまでは・・と思ったら出てました♪しかし、タイミングよくハードカバーで借りちゃったので、購入は延期。初めてバチスタを読んだ衝撃の記憶もまだ新しいまま、続編のレビューです。

東城大学医学部付属病院・小児科病棟に看護師として勤務する浜田小夜。彼女はレティノと呼ばれる眼球の癌に侵された子供たちのために、そのメンタルサポートを不定愁訴外来の田口へ依頼する。しかし、その子供たちのひとり、手術を拒む子供の父親が惨殺される。病気と闘う子供と看護師の物語は、一気にサスペンス性を帯び、加速してゆく。

ちょっと演出っぽい作品紹介をしてみましたが、本当に物語の前半は、無邪気なアツシ君と、父親を憎む厭世家のような子供・瑞人君の二人に襲い掛かる過酷な運命と、歌姫の素質を備えた看護師・小夜の心の繋がりだったり、在り方を中心に書かれています。田口先生も登場しますが、別ラインのストーリーですし。しかし、小夜サイドの物語と田口サイドの物語が交差する時、事件は起き、展開するわけで・・。

ネタバレなしには感想は書けないぞう。というわけでここからネタバレ。

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2008.09.12 Friday 22:58 | posted by ソラチ
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チーム・バチスタの栄光/海堂尊

評価:
海堂 尊
宝島社
¥ 500
(2007-11-10)
お勧めできない一冊
医療がカッコイイと思える方にオススメ!?
上下巻にする意味は??

評価:
海堂 尊
宝島社
¥ 500
(2007-11-10)
お勧めできない一冊
最高のエンターテイメント。まず、読め!
下巻は「解決編」スピーディーな展開

このミス20周年記念特価で、文庫上下それぞれ500円とお得な価格で購入しました。いやしかし、「このミス大賞で好みかどうかわからない作品を読むよりは好みの作家の作品を読んだ方がハズレがなくていいや〜」などと保守的な理由でこれまで手を出さなかった自分が恥ずかしい!! 文句なしの傑作でした。まだ2008年はじまったばかりですが、いきなり本年度の私的ベストですよ!!! いやー、素直におもしろかった。

バチスタ手術の専門チーム“チーム・バチスタ”は、次々に成功を収め、メディアからも大きく注目を集めていた。ところが、連続して術中死が発生し、万年講師の神経内科医・田口が内部調査を命じられる。


なぜオレが・・という愚痴から始まる本書。何より面白いのが文章のテンポの良さと言葉の面白さ。これだけ読みやすく文章も面白い作品は久しぶりでしょうか。なぜ専門外の神経内科医が、わざわざ病院長の特例でバチスタ手術の内部調査をするのか。前半は田口医師が抜擢された理由とチーム・バチスタの中で何が起きているのかが最大のミステリー。

そして後半、田口医師にプラスして厚生労働省の役人・白鳥が参戦。このコンビをホームズとワトソンに見立てて評される事が多いですが、確かに白鳥はホームズ役なのでしょう。ただ、田口医師は、ひたすらワトソン役に徹しているわけではないところがいい!後半は捜査編+解決編ですが、スリルやアクションもありエンターテイメントとして楽しめるものでした。白鳥というキャラクターが、走りすぎていて多少ひきそう・・と思ったのですが、ラストにちょっといいキャラかもしれないと感じられるような場面があり、このコンビがまた見たいと思うわけです。

また、偏見かもしれないけれど、病院モノなのに重い描写はあまりなく、それよりものめり込むように事件を追える、そのスピード感が本当に魅力的。これは続編があるなら是非読みたい!!と思っていたら、続編やらシリーズ作品やら出版社の垣根を越えて数作出ているんですね。文庫化したら一番に読みます!!

JUGEMテーマ:読書
2008.02.07 Thursday 14:39 | posted by ソラチ
・ 海堂尊 | permalink | comments(2) | trackbacks(1)
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