ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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御手洗潔対シャーロック・ホームズ/柄刀一

評価:
柄刀 一
東京創元社
¥ 945
(2008-07)
パスティーシュは上出来ながら 
同人誌レベルの短編集

タイトルからして読むしかないでしょう、と手に取ったものの、読了までに非常に時間がかかってしまいました。ホームズファンであり島田荘司ファンだから抵抗があるのか。とにかく、理由はわからないけれど、読んでいて途中で止まってしまうことが幾度も。そういうバイオリズムだったのだろうと思いたいけれど、きっとそうではないのでしょう。
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2009.04.20 Monday 21:01 | posted by ソラチ
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ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ/滝本竜彦

評価:
滝本 竜彦
角川書店
¥ 540
(2004-06)
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
お手軽小説
人生に悩んでいる人は読んでみるといいかも

3月後半に読了。ようやくレビューです。もうほとんど忘れたような・・。

チェーンソーを振り回す男と夜な夜な戦う女子高生。その姿を目撃した陽介は、非日常を求めて、彼女と共にチェーンソー男と戦うことに。


ツンデレの女子高生と一緒に戦いながら、次第に距離が短くなってゆく青春ラブ?ストーリー。設定以外はありきたりだけれど、まあ悪くないです。主人公の友人二人がとても魅力的。何かに没頭し続ける渡辺に、もう一人、能登。後半、バイクで走りながら能登に対して主人公の独白は、この作品の中で一番ぐっときたシーンでしょうか。個人的には、彼女と彼の行方よりも、主人公の心の動きが面白かった。考えている事とか、能登に対して語る内容だとか。青春がテーマの作品を読みたければお勧め。ライトタッチなので読みやすいです。

JUGEMテーマ:読書
2009.04.13 Monday 02:48 | posted by ソラチ
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鬼神伝 神の巻/高田崇史

鬼の巻読了直後に読書しました。およそ1ヶ月前ですが。。。

祗園祭の季節、小野篁を祀った六道珍皇寺を訪れた純は、平安時代へとタイムスリップする。そこでは、やはり鬼と人との戦いが続いていた。しかし、人は鬼だけではなく、阿修羅王を相手に苦戦を強いられる。純はオロチとともに阿修羅王へ会いにゆく。

以下、レビューです。
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2008.12.10 Wednesday 01:51 | posted by ソラチ
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鬼神伝 鬼の巻/高田崇史

評価:
高田 崇史
講談社
(2004-01-31)
テーマはいい
鬼にまつわる歴史ファンタジーとして楽しめた一冊
調べてみよう!
鮮度が落ちるのでレビューは溜めるべきではないと思いつつもかなり溜まってきました。今作は読了が11/18・・・。およそ1ヶ月!!今回はリアルにネット落ちしてまして、、、決してそのせいだけではないんですが・・・ブログ停滞している間も少ないながらも7、8冊は読書してました。ああ。

さて。ミステリーランドです。所詮こども向けですし、とナメてかかったのが幸い?して予想以上に面白かった!2冊セットで出ていたのは知っていましたので、1冊読了直後に迷わず2冊目に手を伸ばしてしまうくらい良かった。購入は例のごとく古本屋で2冊まとめて。お得です。

転校のせいでなかなかクラスに馴染めない純は、クラスメイトに追いかけられて、古い寺に逃げ込む。そこで彼は、平安の都へ飛ばされてしまう。彼が見た平安時代では、鬼と人が戦っていた。純は封印されたオロチを解き放つ選ばれた人間だった。

以下、レビューはあまりにも汚いので、続き機能を。。。
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2008.12.10 Wednesday 01:30 | posted by ソラチ
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谷崎潤一郎 犯罪小説集/谷崎潤一郎

評価:
谷崎 潤一郎
集英社
¥ 480
(2007-12-14)
見事な叙述トリックに感動!
いつ読んだんだよ!というくらいブログ書いてない読了作品が増えてきました・・・。10冊以上溜まってきて、記憶が飛びそうなので急いでアップ。まずは、衝動買い本から。

谷崎といえば「痴人の愛」しか読んだ事がない気がしますが、犯罪小説と聞いては手に取らずにいられない。自転車で遠出して某大型書店に行った際に見かけて即買い。4話の短編を収録したミステリです。

帯に書かれていたコピーが「世紀末、悪魔主義。」この帯は、3話目の「白昼鬼語」のことなんだろう。今回収録されていた4作品のうちもっともボリュームがありインパクトがあるのがラストの「白昼鬼語」。映画館で暗号の手紙を交わす男女。その手紙は犯罪が行われる日時が書かれたものだった。殺人の現場を盗み見ようと出かけた主人公たちは、そこで悪魔的な光景を目撃することになる。犯罪シーンの描写も異常の極みで、時代背景も相まって乱歩のようなさ区品かと思いきや、そのオチもまた痛快で予想外の展開。これはミステリ好きであれば必見。

ホームズを彷彿させるようなシチュエーションで始まる「柳湯の事件」、ホームズ作品とは程遠い展開が驚き。インタビューと称して犯人を追い詰める「途上」、異常さは少なく何よりも追及の過程が面白いミステリ。さらに、学生時代のミステリを語る「私」、これもまた、見方によっては異常な心理ではあるけれど、当時はきっと新しかったのではないかというスタイルのミステリである。

どの作品をとっても秀逸で、実はミステリ作家なんじゃないかと思うくらいすばらしい短編集でした。あとがきで、乱歩に影響を与えた人として書かれていましたが、その時代にこんな作品があったら、魅せられるだろうなあと。衝動買いしてアタリに出会うのはままありますが、久々にアタリな衝動買い本だったかも。

JUGEMテーマ:読書
2008.06.19 Thursday 09:43 | posted by ソラチ
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不思議島/多島斗志之

評価:
多島 斗志之
東京創元社
¥ 580
(2006-05-27)
苦い話
謎がない不思議
鏡を通り抜けたように、と青年は言います。
タイトルからファンタジーっぽい世界観をイメージしていたのですが、思いのほかミステリでサスペンスでした。映像化のイメージがし易い描写で、2時間サスペンスでありそうだなあと思いましたが、しかし上質。

幼い頃に誘拐された事があるゆり子は、島へやってきた若い医師と親しくなる。彼はかつて村上水軍が力を誇っていた時代のミステリーを追っていた。彼と一緒に大昔の謎を追ううちに、追っている謎が違う姿を見せ始める。

外の人間を良しとしない閉鎖的な島、恋した人の本当の目的は・・、家族が隠している謎は?と次々に違う色を見せられるようなドラマチックな演出が、イメージし易く読みやすいけれど、ミステリとしては意外と堅めで、派手な印象ではない。むしろミステリ度より主人公の内面、昔の誘拐事件の真実はどこなのかがポイントでしょうか。

最後に真相を知った彼女が取った手段はそれはもうびっくりで、まじで?という感じでした。最後までドラマ度が高かったことと演出の手を抜かなかったことが嬉しい。実に激しい恋ですね。私だったら、かなり早い段階でダメになっていそうだ。恋で浮かれそうな気持ちや、冷静さを欠いている状態でもなお、思考し、現実を見極めようとする主人公の視点だったり気持ちが揺さぶられる様子はわりと興味深い。面白かったけれど、不思議島というタイトルからイメージした作品とはちょっと違いました。多島斗志之コレクションとして東京創元社からは今後も次々と作品が発売されると思うので、楽しみに読んでいこうと思います。
2007.08.14 Tuesday 15:36 | posted by ソラチ
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ラインの虜囚/田中芳樹

評価:
田中 芳樹
講談社
¥ 2,100
(2005-07-07)
辛口の書評をば
レーベルのニーズを100%満たした作品
古いけど面白かった小説を読み返したような感じ

なんて素敵な冒険小説だろう。
ミステリーランドから田中芳樹の「ラインの虜囚」です。
恥ずかしながらかの有名な「創竜伝」も未読なので田中芳樹の作品は初めて読みましたが、しかもミステリーランドという子供向けという体裁がありながら、非常に面白い。「不朽の名作いま誕生」と銘打っているだけあって本当に名作でした。いや、本当に面白い。

時代は1830年、ナポレオン没後から9年後のパリ。少女は死んだ父の名誉を守るため、ライン河のほとりにある古塔向かう。その塔には死んだはずのナポレオンが幽閉されているという。その真偽を見定める事が目的の旅。道連れはパリの路傍で会った偽名の剣士、腕の立つ紳士、そして新進作家デュマ。暴漢が登場したり官憲が登場したり前途多難な旅路。無事にライン河まで辿り着けるのか、その先に居る人物は本当にナポレオンなのか!?

主役は個性的な4人組。暴漢に襲われても負けない腕の立つ大人たち、賢く状況や人を見る少女、ちょっと憎みきれない悪党たち、何より古塔にいるかもしれないナポレオンの謎。子供でなくてもときめく演出です。少女と同行する3人組は本当にいい中年と青年で、さながらデュマの「三銃士」のよう。むしろ映画「仮面の男」か。三銃士みたい三銃士みたいと連呼しつつ読んでましたが、デュマへのオマージュかな。子供の頃に読んだ冒険小説をもう一度読みたくなる。あとがきで作者が挙げていた作品群の半分も多分わたしは読んでいないので。

あとがきもかなり良く、じんとくる内容でしたが、ひとつだけ。講談社から堂々と出版されているのに「K談社」と伏字にされていました。意味がわかりません。読者にはわからない何かのジョークか?しかし、作者同様、読者のわたしもミステリーランドを企画した講談社宇山さんの大感謝です。こんな楽しい本を読めるなんて。さて、次のミステリーランドこそ島田荘司か森博嗣を、むしろ綾辻行人の館シリーズに行くべきか・・。
2006.09.05 Tuesday 18:44 | posted by ソラチ
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大誘拐/天藤真

評価:
天藤 真
東京創元社
¥ 882
(2000-07)
楽しくスカッと読めるエンタテインメント傑作
1/2
柳川とし子刀自と戦後の時代

こんなすごい誘拐小説はハジメテ。
まさに大誘拐。でもコメディです。

刑務所で出会った3人は出所後更生を誓い、生きるための資金を得るために誘拐を企む。人質は紀伊半島に広大な土地を持つ柳川家の刀自。ばあちゃんの身代金は100億。家族への脅迫から、身代金の受け渡しまで全てがビッグな誘拐劇です。

人質の身の安全を証明するためにばあちゃん自身に脅迫文を書かせるが、身代金5000万と言われ、ばあちゃん逆上。そんな額では末代までの恥、身代金は100億。1円もまからん。動揺する誘拐犯。5000万だったらアタッシュケース1つで済むのに100億ではトランク50個。どう奪えと・・。なんて面白い小説なんだ。

オチもばあちゃんも誘拐犯3人もどれもパーフェクトでした。
誘拐の一部始終をTVとラジオで放送され、100億という金額からも世界中から注目を受ける。こんなに大風呂敷広げてどうするのかと思ったけれど、なんとも素敵な結末で。大満足です。これはいいや。
2006.06.27 Tuesday 12:10 | posted by ソラチ
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