ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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ぼくと未来屋の夏/はやみねかおる

評価:
はやみね かおる
講談社
¥ 2,100
(2003-10-26)
まぶしい夏休み
ああ、はやみねさんだ
夏休みの思い出
またまた古本屋でゲット。ミステリーランド、探せば古本屋に意外とあるぞ。

一学期最後の日に商店街で出会った未来屋の猫柳さん。夏休み中、猫柳さんと過ごす事になった僕は、町に隠された“神隠し”の謎を解くため奔走する。

女性には優しく、男性である僕には少し冷たい猫柳さんにイラッとしながらも、夏休みを目一杯楽しむ物語。謎解きあり、挫折あり、冒険ありの楽しいお話でした。少年が猫柳さんに持つ複雑な心境もリアリティがありますし、少年の推理も、実に子供らしい、なつかしいもので、誰もが一度くらいは子供の時に体験してるんじゃないかというもの。子供の時に思っていたこと、感じていたことって大人になると忘れてしまうんじゃないかと思いますが、よくもここまで子供らしい作品が書けるのかと思うくらい懐かしい描写がされておりました。駄菓子屋のおばあちゃんのネタはどうかと思いますが。

ただ、読むのに大変時間がかかってしまったのには自分でもびっくり。すぐに読めるだろうと高をくくっていたのに、夏休みの冒険が詰まっているので、あちこちに思いを馳せながら読むと時間がかかるのかも。

JUGEMテーマ:読書
2009.03.05 Thursday 09:24 | posted by ソラチ
・ はやみねかおる | permalink | comments(1) | trackbacks(0)

亡霊は夜歩く/はやみねかおる

評価:
はやみね かおる
講談社
¥ 580
(2007-01-12)
教授に恋人?
切なくて、でも学園祭の規模が・・・
質の高さが素晴らしい
講談社文庫ではこれが今のところ最新刊っぽい、名探偵夢水清志郎事件ノート第二作。今回の舞台は学園祭です。学祭の準備で盛り上がる中で、鳴らないはずの時計塔の金が鳴り、亡霊が蘇る。学園につたわる不思議と、亡霊の正体を求めて三つ子の長女で主人公の亜衣が奔走する。

このシリーズ主人公は亜衣なのかな。この作品はそうでしたが。学祭準備のなんともいえないうきうきするような気持ちが伝わる素敵なミステリーでした。よかった。人死に発展しないだろうという安心感と、きっと素敵なカンジで終わるんだろうという期待があるので、楽しいですね。横溝のようなドロドロしたミステリも好きなんですが、こういうあったかい話もいい。北村薫の円紫さんと私シリーズのようなあたたかさがありました。

物語で披露されるトリックは、ミステリ慣れしている読者ならもしかすると物足りないようなものかもしれない。それほど派手なものではないし。ただ、学園に伝わる伝説だったり、校庭に魔法陣があらわれたり、謎自体は素敵なんですねえ。ただ、○○が××した時点でわかったよ、という名探偵・夢水清志郎の言葉はいらなかったかなあ。あれでわたし決定打だ!!と思ってしまったわけで。ただ、その言葉があってもなくても想像する答えは同じであって、正体がわかったところで面白さが激減するわけでもなし。さらに今回は亜衣ちゃんの恋愛要素もあり、またそれも良かった。こんな純情な少年少女、今時いない。。でも気持ちよいくらいかわいい。

最後にそっと入っていた短編。みんなが自分にやけによくしてくれる、それはナゼだ!! みたいなミステリでしたが、理由を知って、そんなことのためにそこまでやるかー、と思ってしまいました。話自体はとてもかわいいのですが、お菓子作るのって意外とお金かかるし手間もかかるのになあ。ただ、ワッフルは作ったことがないので、読んでいて作りたくなりました。生クリームつけて食べたい。本の中に登場する料理やスイーツはなんでこれほど美味しそうに感じるんでしょうね。特に細かい描写があるわけでもないのに。とにかくワッフルを作って食べたい。。それも自宅に新しい冷蔵庫が届くまでお預けだ・・。
2007.06.21 Thursday 22:36 | posted by ソラチ
・ はやみねかおる | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

そして五人がいなくなる/はやみねかおる

評価:
はやみね かおる
講談社
¥ 560
(2006-07-12)
大人も読める本
たぶん最高傑作
名探偵見参
近所に越してきた名探偵・夢水清志郎。教授と呼ばれる名探偵の事件簿です。対するのは遊園地を舞台に子供たちを次々と消してしまう伯爵。名探偵vs怪盗(とはちょっと違いますが・・)のような構図も魅力的。ワトソン役に12歳の女の子を従えて颯爽と不思議な消失事件に挑むミステリーです。

警察を無能呼ばわりする教授に対して警部が拳銃を突きつけるような現実にはありえない過剰な描写もありますが、子供向けに書かれているだけあって、デフォルメされているだけなんだと嫌味なくすんなり受け入れられる不思議な作品です。自己中な名探偵像もコテコテでいいですし。また、あとがきで書かれていたミステリの条件が面白い。
1、名探偵が出てくること
2、とっても不思議な謎が出てくること
3、“本格”の二文字がついていること
4、HAPPY ENDで終わること

この全てを網羅しなおかつ子供でも大人でも楽しめる優しい推理小説でした。巻末には各作家の推薦文があって、宮部みゆきの「はやみねかおるさんは 子供たちだけの ものではありません。」これが全てでしょう。今回初めてはやみねかおるさんの作品を手に取ったのですが、本好きサイトを回っていても熱狂的なファンが多いように思えていて以前からずっと気になっていました。読んではじめてその理由がわかったような。ご自身で提示された条件、特に「HAPPY ENDで終わること」に忠実に作品が書かれているなら、このシリーズはもっともっと読みたい。血なまぐさいミステリも好きですけど、温かいお話でかつミステリなら文句なし。青い鳥文庫ではなく講談社文庫で再登場しているようなので講談社文庫版でちまちま読んでいこうと思います。ああ、素敵でした。
2007.05.31 Thursday 12:01 | posted by ソラチ
・ はやみねかおる | permalink | comments(0) | trackbacks(0)
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