ながし読み日誌

文庫で読書。最近はハードボイルドに傾倒気味です。。
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2010.04.07 Wednesday | posted by スポンサードリンク
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春期限定いちごタルト事件・後/米澤穂信・饅頭屋餡子

評価:
米澤 穂信
スクウェア・エニックス
¥ 600
(2009-02-27)
演出をしないという『演出』
『夏期』もコミック化決定!!

下巻出てたの忘れてました!!書店で見つけてびっくり。即買いです。

夏期限定以降も読んでいるともうまっとうな目で小佐内さんを見られない自分がいる。原作者による帯のコピーは「上巻はあんなに平和だったのに・・・下巻には狼が出た!狼が出ましたよ!」素敵だ。作中でも、「あれは昔、狼だったんだ」というシーンのイラストのお見事なこと!「償ってもらわないと」というセリフを吐いた時の表情の凄まじいこと!!可愛いのに恐ろしい狼だ。

実のところ、上巻ではイラストが可愛すぎないか・・とやや思っていたのですが、下巻に限っては一切文句なし。比較的淡白でシンプルな線画にラブリーな表情を被った狼、そのギャップが実に良い。温和な感じの短編を読み続けたい気がするけれど、ここからどんどん苛烈になってゆく小佐内さんを知ってしまっているので、なんだかもったいない感じ。上巻にあったココアの謎系の話をもう少し読みたいんだけどなあ。オリジナルで書いてくれないだろうか。もしくは米澤穂信書下ろしとか。

巻末に次回「夏期限定トロピカルパフェ事件」の予告がありましたが、大きくラブリーなフォントで「夏の小市民はちょっと大胆Docomo80」とありましたが。ちょっとですか?

JUGEMテーマ:漫画/アニメ
2009.04.22 Wednesday 00:59 | posted by ソラチ
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異郷の草−三国志連作集/志水アキ

評価:
志水 アキ
メディアファクトリー
¥ 540
(2007-02-23)
猛獲に感動
三国志ファン向けの三国志漫画
あの美しい表紙がないなんて、かゆいところに手が届かないアマゾンめ。お気に入りの漫画家さんが、あろうことか三国志の漫画を書いておられまして書店で見つけてびっくり。そりゃ手に取らずにいられません。「幻想水滸伝III」を漫画化されていて知った作家さんですが、最近では、京極夏彦「魍魎の匣」の漫画を描かれています。こちらも当然読んでますよー!!!

さて、今回は三国志にまつわる短編を5つ描かれていますが、どれもマニアック!第一話は「巌のごとく −黄忠伝−」こんな凛凛しい黄忠見たことないですよ!もちろん舞台は定軍山。イラストは本当に素敵でした。ただ、黄忠ってカーッと頭に血が上って夏侯淵を破ったものの、出過ぎて捕まって趙雲に助けてもらう、みたいな逸話があったと思うんですが。まあ、こういう定軍山も良いけれど、頭に血がのぼって誰の手にも負えないみたいな爺ちゃんバージョンでも見たかったかな。

第二話「瞼の楽土 −鍾会伝−」、まず鍾会は名前しか知りませんし、大抵の三国志の物語は彼が登場する後半はやっつけですし、覚えていませんて。ヒール役の深層にスポットをあてたよくあるスタイルの物語ではありますが、個人的には鍾会より孟達を描いて欲しかったかも。孟達のヒール、裏切り者という見方ではなくて彼の視点で本当にできのいい話が読みたい。

第三話「彷徨う鈴影 −甘寧伝−」は、賊だった甘寧が呉に加入する辺りまでを描いたもの。なにかわからないものの幻影に戸惑う、または怯える等の手法は、ありがちですが、蘇飛との関係が面白い。王道好きですので、こういう演出は大喜びです。

第四話「異郷の草 −孟獲伝−」。この作品以外は、実はどこかで見たことのあるようなキャラクターたち、数ある三国志関連メディアに影響を受けているんだろうなあと思われる箇所が多くありましたが、表題作である第四話は、これはオリジナルだという印象を強く受けました。こういう孟獲は予想外だったよ!!ひょろいし、人間として小さいし、そんな彼が色々な体験をしてハラをくくり、叫ぶ姿はなかなか心をうつもの。いいですね。

そして「江河の一滴 −簡擁伝−」、簡擁はずっと、劉備の友達というポジションなんですが、どういう人物なのか、実際何をしていたのかあまりよくわからない謎の人ですね。軍師でもなければ軍人でもない、政治屋というわけでもないですし、ただ豪放で奔放な人となりがうかがえる逸話が幾つか残っているばかり。これこそ様々な三国志メディアで、それぞれ魅力的に描かれていますけど、今作はなかなか面白い演出でした。ただ、見た感じは蒼天航路の荀のようだ。

今回は、5人の登場人物にスポットをあてて描かれていましたが、他にも描いて欲しい人たちが三国志にはいっぱい居ますね。例えば曹洪とか馬良とかホウ徳とか郭嘉とか。イラストは大好きなので、もっと三国志を続けて描いて欲しいです。

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2008.09.03 Wednesday 02:28 | posted by ソラチ
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春期限定いちごタルト事件・前/米澤穂信・饅頭屋餡子

評価:
米澤 穂信
スクウェア・エニックス
¥ 580
(2008-02-27)
米澤作品、お試し版的位置づけ
原作に忠実すぎるのが玉にキズ
名探偵、“小市民”を目指す
まさかコミックになっていると思わなかったので、本屋で見つけて即買いです。前後編らしいですが、後編は秋発売ですって。遠いですね。

まず、イラストが非常にラブリー。綺麗で見やすいですが、少女漫画一直線のイラストなので男性はどうなんだろうな。わたしはスキです。小説のイメージも特に壊れることはんかった。

前編では「羊の着ぐるみ」「For your eyes only」「おいしいココアの作り方」の三話が収録。前編で早くも春期限定いちごタルトを失ってしまった小佐内さん。これって時間軸大丈夫なの?という気がしないでもないけれど、前編の段階ではまだいちごタルト事件ではないですね。イントロダクション?

小説でも秀逸だった「おいしいココアの作り方」、漫画版でもやっぱり上出来でした。いちごタルトよりもむしろココアにハマってしまい、おいしいココアの作り方を真似てココア作ってますが、本当に美味しいんですよね!! レンジで二段階に温めるという横着をしてますけど、それでも美味い!同じ要領でカフェオレもできました★ スタバのカフェモカレベルのコーヒーが淹れられるなら、毎朝390円失わずに済むんですが。。とりあえず秋の後編、お菓子のイラストもあわせて楽しみです♪

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2008.05.02 Friday 22:55 | posted by ソラチ
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パノラマ島綺譚/江戸川乱歩・丸尾末広

評価:
江戸川 乱歩,丸尾 末広
エンターブレイン
¥ 1,029
(2008-02-25)
ただただ美しい
パノラマ島…
丸尾末広・江戸川乱歩全集を
近所の本屋に平積みされていて、しかしパッケージされていて中も確認できず、気になって気になってついに購入。乱歩のコミック化ですもの。読まずにいられますか。

さて、コミックを読むにあたり、当然原作はほぼ記憶の彼方。原作を読み直してからコミックを楽しむか、読むうちに思い出すだろうと高をくくってコミック読むか、0.1秒ほど悩み結局コミックから。

丸尾末広さんの作品はおそらく初めて読むのですが、イラストは乱歩の世界観を描くのに悪くない。しかし、作品の大半がパノラマ島の奇異さ異色さをメインに描かれていてちょっと違和感を覚えました。原作はもっときちんとミステリだったはずだ。勿論、健全な少年少女には魅せられない様な隠微だったり過激な表現はありますが、それも乱歩らしさの一部ではあるので、頭から否定はできない。むしろ、映像化またはコミック化するにあたってパノラマ島の表現をここまで紙面を割いて行うのは当然だし、乱歩の世界観を表現するのであればミステリ部分より演出重視というのもわかる。
これまで乱歩の作品を扱った映画やドラマを見て、黒と赤と紫と絵の中に真っ白な人肌みたいな映像・・のような似たような色合いの作品が多く、原作から少し遠ざかっているような違和感を感じたことは数知れないのですが、このコミックを読んで初めて気がつきましたよ。コミックで表現できることと、文面で表現できるものは違うのだと。

で、当然読後に原作読み返したわけですが、パノラマ島自体の表現はコミックの方が直接的で面白いものでしたが、原作はやっぱりミステリ作品でした。乱歩の世界観、一般人には超えられない一線をあっさり踏み外しているかのような作品の数々は大好きなのですが、コミックはコミック、小説は小説で別個のものなのだと改めて認識した次第です。

ついでに。近所の本屋はコミックが全てパッケージされていて中が確認できないようになっています。立ち読み対策なんでしょうが、それで困ったのが乙一原作の「きみにしか聞こえない」コミック版。表紙にイラストがないので、好みのイラストなのかどうかが判別できない・・。いつも書棚の前で買おうかどうか迷うのです。まあ、イラスト描かれている方の他作品を探せばわかるのではないかと今思いつきました。。。好みのイラストだったら是非読みたい。

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2008.03.12 Wednesday 12:09 | posted by ソラチ
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死刑執行中脱獄進行中―荒木飛呂彦短編集

評価:
荒木 飛呂彦
集英社
¥ 1,200
(1999-11)
荒木ワールドを見る
やはり荒木飛呂彦はすごい!
荒木飛呂彦作品と巡り合えた幸せ
荒木飛呂彦の傑作短編集です。表題作の「死刑執行中脱獄進行中」がまず素晴らしい。死刑囚が収監された部屋はトラップだらけの処刑室だった。オチも含めてパーフェクトですが、小説だったらこの作品は表現できない気がする。それにしてもこの処刑室は、人が手を下さないという、良いのかどうかわからないような点を書かれているのか、それとも彼が選んだ最後の選択肢こそが刑なのか色々考えたくなる要素が満点。

第二話「ドルチ−ダイ・ハード・ザ・キャット」、今にも沈みかけたヨットに猫と飼い主が二人きり。食べるものもなく食うか食われるか、海の下では鮫が。。みたいな壮絶なバトルです。あとがきによるとどんなに可愛い猫でも遭難したら食料になるのか、みたいな話から生まれた作品らしい。私も猫好きですが、体力ないのでこんな状況に陥ったら早々にバテて鳥やら何やらのエサになりそうです。

第三話「岸辺露伴は動かない」。自分が見捨てた男に「一番幸福な時に復讐してやる」のような言葉を吐かれる、それから嘘のように幸福が続きまさに絶頂のその時、あの男が戻ってきた、そんなストーリーを懺悔室で聞く。岸辺露伴という名前に聞き覚えがあるんですが、ジョジョのキャラなのかな。復讐された男は、逆恨みに近い感じで酷く後味の悪い経験をしましたが、ほんの少し優しさが足りなかっただけでここまで酷い目に遭うのかという理不尽さもあり、なんとなく芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を連想しました。

そして第四話「デッドマンズQ」、これはジョジョ第4章の吉良吉影です。といってもジョジョ4章知らないんですが名前だけは知っていた。噂のキラー・クイーンですね!! 敵だと聞いていたんですが非常に面白く興味深いキャラクター。とりあえず生きてる人間ではないらしい。この短編集との前後関係はわからないんですが、吉良吉影ってジョジョ本編で死んでる?それともそういうスタンドみたいなもの?そして誰かから依頼され何かをしているらしい。幽霊を成仏させたり、死期が近い誰かを迎えにいったり。死神?ジョジョを知らなくても十分楽しめる作品でした。ジョジョ4章読みたいー。
2007.04.13 Friday 21:11 | posted by ソラチ
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シャーロックホームズの新たな冒険−パスカヴィル家の犬

シャーロックホームズの新たな冒険 パスカヴィル家の犬
↑ by amazon 画像はないらしい

シャーロック・ホームズのコミック・アンソロジーのようです。色々な作家さんが描かれていて、収録作品は「パスカヴィル家の犬」をはじめ「マスグレイヴ家の儀式」「瀕死の探偵」「青い紅玉」「犯人は二人」などなど。どれも名作です。

「犯人は二人」は恐喝者・チャールズ・ミルヴァートンの話でしたが、そんなタイトルだっけ。もっと違ったタイトルがメジャーだったような気が・・。作品の印象は非常に強いのにタイトルを忘れるとは。。。ホームズファンとしてはダメダメです、わたし。。ただ、TV版ホームズではキモくて成金くさいオッサンとして登場していたミルヴァートンですが、コミックでは超美形に描かれていて少々合点がゆきません。小説版、つまりいわゆる聖典ではミルヴァートンはどういう造形として書かれていたのか記憶が定かではないのですが、美形ではなかったような。。ただ、「犯人は二人」を描かれた作家さんは非常に絵が美しい。今回初めて知った漫画家さんなのですが、他に作品書かれているなら読みたいと思うくらい絵が綺麗でした。恐喝者ミルヴァートンの泣きボクロにうっとりします。これだけ美形だったらラブレターを利用した恐喝ではなく自身の美しさを利用すればいいと思うのですが。

また、表題作の「パスカヴィル家の犬」は結構割愛されていて残念。ラストにステープルトンの家に押し入るシーンがあったような気がするのですが、そしてオチは致命的なくらい違ったような気がするのですが。。わたしの記憶が非常に曖昧でどこかで記憶が改ざんされている可能性が大いにあるのですが気になるので再読したくなります。っていうか面倒なのでDVDで見直そうか。

そして、この本を読んだ誰もが感じ誰もがツッコミ入れたくなるであろう箇所がワトソン君。多くの作品の中でワトソンが若い、かわいい。いくつだ、お前みたいな。みんな夢見すぎです。ヒゲがないラブリーなワトソンまでいたりして、このワトソンは絶対南方へ戦争に行ってねえ。いくらホームズでも彼が南方帰りだとは絶対見抜けないよ。

今まで知らなかったのですが、このアンソロジーのシリーズはこれで3冊目のようです。中途から買ってしまった様子。前作を遡って買い求めるには勇気がいるようないないような。ただ、今市子先生の表紙は絶品でした。帯のキャッチが「コミックで読み解く、成人のためのホームズ」だそうで・・。正面から堂々と挑戦したホームズものの漫画があるなら読みたいなあとしみじみ感じました。どちらかというとこのアンソロジーは女性に対象を絞った漫画に思えてしまうのは、作家たちが女性だからか、わたしが駄目な大人だからか。。ホームズファンなのでどうしても聖典以外は点が辛くなってしまいます。残念。
2007.01.05 Friday 23:37 | posted by ソラチ
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黒猫の三角/皇なつき

評価:
森 博嗣,皇 なつき
角川書店
---
(2002-08)
〈Vシリーズ〉の1作目
皇なつきさん最高です!!!
考えさせられるミステリー

森博嗣のVシリーズ一作目「黒猫の三角」のコミックス版です。
軽い気持ちで古書店で購入しましたが、かなり好きです、これ。

まず絵がキレイ。吉野朔美っぽい幻想的な絵でしかもおじさんがかっこいい。レンちゃんもかわいい。女の子過ぎ?と思ったけれどもあれでいいのかも。紫子ちゃんも思いのほかかわいい。保呂草さんがイイ男。根来さんも林さんも文句なしです。林さん、本当に男前ですよ。紅子さんも惚れるよこれは。保呂草さんと秋野さんの描き分けも、本当にイメージどおりで嬉しくなりました。紅子さんだけが若すぎるような気がするけれど、ひどく気になるわけでもないのでまいいか。へっくんも登場しますが、女刑事さんが出てきていないので、今後どう描かれるのか楽しみだったり。次回作はあるのでしょうか。

冒頭で「気さくなお人形、19歳」が短編で挿入されていました。確かにVシリーズもS&Mシリーズも短編でネタバレや裏話があったので、今後もコミックとして継続してゆくならうまいタイミングで短編も入ってくるのかな。

森ミステリィは理系ミステリとよく言われていますが、途中のマトリクスの説明やデルタの説明は難しくてむむむと思いましたが、理系ミステリという感じではなく普通にミステリを題材にしたコミックという感じです。以前読んだ「月館の殺人」よりは楽しいかな。他にも古書店では山口雅也のキッド・ピストルズのシリーズや、横溝正史、清涼院流水のコズミックのコミックがあって、絵的にしっくりこなかったので手は出さなかったものの、コミックでこれだけ面白ければ原作読まなくても楽しめるかも。ミステリのコミック化も捨てたものではありません。森博嗣は原作好きなので読みますけど。Vシリーズで森博嗣を読むのをやめてしまったという人もいるようなので、そういう方にもオススメですね。
2006.12.01 Friday 02:21 | posted by ソラチ
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月館の殺人/佐々木倫子、綾辻行人

評価:
綾辻 行人
小学館
¥ 1,050
(2005-08-10)
ガッガリしました。
佐々木先生の絵が、殺人事件が起きるようなお話には合わないと思います。
テツをネタにした本格?ミステリ漫画

評価:
綾辻 行人
小学館
¥ 1,260
(2006-07-28)
しゃしゃり出る編集者の弊害
マニアな人々を観察
どっちの作品?

どうもこれは館シリーズではない様子。
中村青司の名前がなかったような・・。

ギャグだったりジョークだったりキャラクターが完全に佐々木倫子。
原作があって原作どおりに漫画化するようなタイプではなく、本当に原作者と漫画家のコラボでうれしい。

電車に一度も乗ったことがない女子高生。両親を亡くした彼女に、居ないと思っていた祖父が居ることがわかる。祖父に会うために北海道へ。彼女が乗った夜行列車には鉄道マニアばかり襲う連続殺人犯が乗り合わせていた!?

解決編からはページの色が変わっていて非常に親切です。途中までは、わからなかったら解決編突入の前に最初から読み直そうと思っていましたが、わからなくてもそのままストレートに読みきりました。検証する労力より好奇心が勝った結果の敗北です。犯人はよくあるパターンでしょうがこんなパターンがあることは忘却の彼方ですよ。古い。しかし、途中まではピアニストで料理人で駅員でハンターな人がずっと気になっていたくらいですから、ミステリファンを騙れまい。結構な人数が亡くなりましたが、犯人はこんなに大量虐殺する必要があったのかな。下巻冒頭の子供が笑った演出は要らなかったかもしれません。鉄道ネタが満載だったけれど鉄道マニアだったらもっと楽しめるのかな。

ところで、原作者ありの漫画の場合、気になるのが原作者あとがき。普段あとがき、解説はほとんど読まないのに、漫画だけは気になるのです。今回は読みにくい!!なぜ黒バックにダークグレイの文字??もっと堂々と書いてくれても良かったのに。あまりにも読めなくて蛍光灯の下で文字を照らすように読みました。ありえね。作者の佐々木倫子さんは作品に北海道ネタが多いなと思ってはいましたが札幌在住らしい。そしてローカルで私には懐かしすぎる路線名がひそかに登場してびっくりでした。偶然?それとも本当に北海道北部のひと?
2006.10.04 Wednesday 00:15 | posted by ソラチ
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陰陽師 13/岡野玲子

評価:
岡野 玲子,夢枕 獏
白泉社
¥ 930
(2005-09-29)
原作の100000分の1の価値もない
これは・・・・
残念でした...

読書スランプなので漫画でも更新してみる。

陰陽師ついに完結。2、3冊前くらいから読者置き去りっぽい表現が多くて(私だけかもしれないけれど。。)、読んでいても展開やセリフの意味がよくわからない事が多かったのですが、今回は前回ほどわかり難くはありませんでした。

今作ではついに、かの有名な道満と対決です。元の話を簡単にしか知らないのでどこまで岡野玲子の創作なのかわからん。今昔物語とか読みたくなります。

コミック化された当初から、夢枕獏原作のあの柔らかくしかし静謐な空気をまとった話とは大きく異なってはいたけれど、岡野玲子の描くかなりアホな博雅やかなりキビシイ毒のある晴明も良かった。それが後半になるに従い、難しい表現や説明の足りなさが目立ってきて非常に残念。「この表現方法で理解しろと?」と何度も思いました。完結記念に、爽やかで風のような夢枕獏の安倍晴明を読み直したい。
2006.06.25 Sunday 01:14 | posted by ソラチ
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人形草紙あやつり左近/写楽麿、小畑 健

評価:
写楽麿,小畑 健
集英社
¥ 620
(2004-01)
探偵漫画ブームで、「コナン」「金田一」への対抗を狙うも失敗(涙)。
こわいよ〜。でも読んじゃう・・・

評価:
写楽麿,小畑 健
集英社
¥ 620
(2004-01)
左近も右近も大丈夫?

「ARMS」に続いてもうひとつ。

デスノについて語っていて、そういえば昔「あやつり左近」というマンガがあった。あれは確かにミステリだという話から、コミック文庫で出ていたことが判明し、衝動的に本屋へ買いに走りました。近所の本屋は24時閉店。そして購入に走ったのが23時56分。間に合った私がスゲー。久しぶりに蛍の光を聞きました。

で、あやつり左近。人形使い(実際のところ腹話術師のよう)が次々と難事件を解決してゆく話です。コミック文庫で全3巻。記憶にないかもと思ってはいましたが、いざ本を開いたら絵は覚えていました。しかし話は何一つおぼえていませんでした。トリアタマ万歳。

絵はデスノほど完成していなくて結構違いましたがやはりキレイ。そしてミステリ。しつこく例に出しますが、金田一少年〜のように、容疑者が限定される、というかコイツしかいないだろうというわかり易さなので、ミステリなんでもこーいという人には物足りないかも。トリックもわかります。しかし、なすがまま、思考せずに読むとこの上なく面白い。腹話術に伝統芸能という、今時のワカモノが猛ダッシュで逃げ出しそうな組み合わせも、男前な主人公・左近と暴れる人形・右近の魅力でカバー。随分昔の話なのに色あせず面白い。3巻目ラストの、裸の大将みたいな人が出てくる話が好きです。
2006.05.28 Sunday 00:26 | posted by ソラチ
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